Coastal Structures 2007 International Conference(7月2〜4日)と32nd Congress of IAHR(7月1〜6日)がイタリアVeneto州VeneziaのLido島にあるPalazzo del CinemaとPalazzo del Casinoで開催されました.川崎先生と私,中村の二人で行ってきました.
水工学講座の危機管理上どうかとは思いますが,行きのVeneziaまでの飛行機はIAHRに出席する辻本先生,椿さん,Chiさんと,帰りのフランクフルトからの飛行機はISOPEに出席した水谷先生,李先生と一緒でした.
CSt07の会場があったPalazzo del Casinoです.Palazzo del Cinemaと共にヴェネチア国際映画祭の会場として知られています.一方,IAHRはPalazzo del CinemaとPalazzo del Casinoの両会場を使っていました.CSt07とIAHRで合計1000人ほどの研究者が参加していたようです.
Palazzo del Cinemaで行われたCSt07とIAHRのOpening Ceremonyの様子です.左側はIAHRの,右側はCSt07のBulletinの表紙です.この後,Palazzo del Casinoに移動して合田先生によるCSt07のKeynote Lectureがありました.
発表の様子です.発表は無難にこなすことができたと思いますが,残り時間を示す大きなモニタが印象的でした.
以下は,水の都Veneziaを歩き回った際に撮影した写真です.
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)です.
このサン・マルコ広場周辺はVeneziaの中でも標高が特に低く,7月5日に行った時はサン・マルコ広場の前にある船着場の余裕高がほとんどありませんでした.
その影響からか,サン・マルコ広場の一部が冠水している状況を見ることができました.
ドゥカーレ宮殿 (Plazzo Ducale) です.
ムーア人の時計塔 (Torre del'Orologio) です.
高さ100m近くある鐘楼 (Campanile di San Marco)です.
鐘楼からはLido島やMurano島も望めて,非常に素晴らしい景色でした.
ドゥカーレ宮殿と牢獄を結ぶ,ため息橋(Ponte dei Sospiri)です.
リアルト橋(Ponte di Rialto)とリアルト橋から望むカナル・グランデ (Canal Grande)です.
木製のアッカデーミア橋(Ponte dell'Accademia)です.補修中なのが少し残念でした.
海の税関(Punta della Dogana)には水位計が設置されていました.
以下,雑多な写真たちです.
この時期のVeneziaは日が暮れるのが遅く,21時半頃まで明るかったです.
黄昏時のリアルト橋から望むカナル・グランデです.
Lido島の船着き場から望むVenezia.非常に美しい街でした.
最終日の夜にはバンケットが行われ,次回のCoastal Structures 2011は東京で開催されることが発表されました.
また,会議では,2008年8月31日〜9月5日に開催される国際会議ICCEに関するアナウンスが繰り返しされていました.場所はドイツのHamburgです.書かなければならないと自覚している人,書くように言われている人は頑張ってください.ただし,Abstractの締め切りは海洋開発シンポジウムが終わって間もない7月15日です.